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日本人はどのように森をつくってきたのか

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日本人はどのように森をつくってきたのかの感想・レビュー

岡島 正夫

ボリュームと言い、内容と言い、相当濃い本なので、読破するには結構の時間が必要。
まずは、本書の冒頭は、「訳者まえがき」で、次のように始まる。

「この日本列島の三分の二は森林におおわれている。比較的早くから開けた超過密の島国に、これほど多くの森林が残っているのは異例のことだ。しかしそのほとんどは原始の姿をとどめていない。何世代にもわたって繰り返された人間の干渉で森林の様相はすっかり変わっている。今日の森林景観は、良くも悪くも、日本人のつくりだしたものであり、一種の文化遺産なのである。」

そうなのだ。”今日の森林景観は、一種の文化遺産”なのだ。
このフレーズが、本書への好奇心を掻き立てる。

それでは、われらが祖先はこの列島の森林とどうかかわってきたのか?

2014年3月13日00:03

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岡島 正夫

「山と森と住まい」の第1章/江戸時代の先見性ある施策(p46)に、次のように本書が紹介されている。

日本の森は、コンラッド・タットマンが、その著書「日本人はどのように森を作ってきたか」[引用文献リスト⑦]で述べているように、江戸時代の為政者の先見性のある施策により、良く管理され、良好な状況を保ってきた。このお陰で、人口密度が著しく高く、急峻な山地の多い、この島国には、奇跡と言ってもよいほど、豊かな森が残されてきた。中国大陸の全土や朝鮮半島南部で森が簒奪(さんだつ)されているのと対象的である。そして、その日本の森は、多くは天然林ではなく、人の手によって育てられた人工林である。この豊かな森は、第2 次大戦の戦後の混乱期には、乱伐により一時疲弊したが、官民をあげての植林の努力のお陰で、樹木の豊かな森となり、この杉、檜は成熟し、現在、そのストック量は最大の水準になっている。

2014年3月12日23:50

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読書会 管理人

「日本人はどのように森をつくってきたのか」の読書会をオープンしました

2014年3月9日21:21

読書会 管理人

原題が「The Green Archipelago|Forestry in Preindustrial Japan」(緑の列島、産業化以前の日本の森林)となっているように、本書は江戸時代までの日本の森林利用の歴史を、外国人の目を通して述べられている。

2014年3月9日21:39

岡島 正夫

本書の出版元である築地書館は、森林資源やエコロジー関係の良書をたくさん出版している。

2014年3月13日00:06

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